いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

今日はこれから家づくりが始まるお客様との打ち合わせでした。
打ち合わせのフェースとしては、具体的に設備などの機種を決めて金額的な部分を確定していくというタイミングです。

今日の打ち合わせの中で、奥様から「キッチンはフルフラットにすることを決めました」と言われたのですが、その理由を聞いて「なるほど」と思いました。大げさに言うとちょっと感動しました。

キッチンをフルフラットにしたいというご希望はよくあるのですが、キッチンを開放的なものにしたい、キッチンをおしゃれにしたいというそんなイメージ的な観点からの希望が多いです。

フルフラットのキッチンの特徴である、オープン、開放的という要素はメリットになったりデメリットにもなります。
フルフラットキッチンの一番のデメリットとして、オープンゆえに手元が隠せないという事です。
常に片付けてキレイをキープできるかを心配される方も多いのも事実です。

そんな時は手元が隠せる対面や、セミオープンのキッチンにお客様の希望変化したり、我々も隠す方向の提案をしてしまいがちですが、今日打ち合わせさせて頂いたお客様の覚悟は違いました。
「私は家づくりを機に、きれいなキッチンをキープする事を目指したいのです。だからキッチンを隠せないフルフラットにします」と。
キッチンの上がきちんと整理整頓されていると、見た目がすっきりしているだけでなく、物が無いので拭き掃除など清潔さを維持できるのも大きなメリットになってきます。

確かに家づくりにおいて、これまでの習慣を継承するのも一つのアプローチの方法ですが、新居での新しい生活に向かって生活そのものを見直すという事も大切かもしれません。
家づくりの場面においては、計画するうえでどんどん明らかになってくる問題点に関しては、対症療法ではなく根本的な解決方法を探るの事も時には必要な事かもしれません。
生活そのものを変えて、お客様の新しい家での生活が豊かになるお手伝いをすること。家づくりにはこんな観点もすごく大切だという事を、今日のお客様との打ち合わせで、お客さんから教えて頂きました。

このブログを書いた人
　斎藤賢一
家族…………..妻、娘（小学生）、息子（小学生）、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具（ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル）、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車（クロスバイク）、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン（一応演奏します）
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準１級・２級建築士・福祉住環境コーディネーター２級・第１種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本　、栃木よみうり　

小さなエネルギーで豊かな暮らしを～普段の生活を一番の幸せに

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