Vol.4 凹んだ畳コーナー
いつもご覧いただきありがとうございます。那須塩原市の工務店、斎藤建設です。
今日は「凹んだ畳コーナー」というお話をさせて頂きたいと思います。
畳と言えば和室なのですが、最近の家では和室が設けられない家が増えています。
畳は私たち日本人にとっては大変なじみの深いもので、寝っ転がったり、赤ちゃんがハイハイしたり、洗濯物を畳んだりetc・・・心地よさや便利さを提供してくれる素晴らしいものです。
前述の通り、和室が無いので畳が無い家が増えているのですが、畳の心地よさ便利さは生活に安らぎやゆとりを生んでくれるので、リビングの一角に畳コーナーを設置することをご提案させて頂いております。
畳コーナーを設けるのは一般的なものでは、床から畳面が上がっている、もしくは床と平らなものが多いと思います。
今回ご紹介させて頂くのは何と「凹んだ畳コーナー」です。
「凹んだ畳コーナー」は文字通り床面から下げて、畳面を凹ませた畳コーナーです。この畳コーナーのメリットとしては、例えば赤ちゃんを寝かせるとき、上がっている畳コーナーでは、寝返りを打った時に落下の心配があるのですが、凹んでいるとその心配がありません。
また、お子さんが凹んだ畳コーナーで遊ぶとき、おもちゃ箱をひっくり返した時、ボールや丸い積木など転がりやすいおもちゃが、どこまでも転がっていく心配もありません。
夕方忙しく帰ってきて、洗濯物を取り込んだ時、凹んだ畳コーナーに頬り投げておくことで、不思議と納まった感覚になり、雑然とした感じも少なくなります。家事がひと段落したら、畳の上でゆっくり洗濯物を畳むことができるので、家事のストレスも軽減できます。
こんな素敵な「凹んだ畳コーナー」、家づくりの時、是非取り入れてみてはいかがでしょうか?