Vol.7 選ぶのが楽しい照明器具
いつもご覧いただきありがとうございます。那須塩原市の工務店、斎藤建設です。
今日は照明器具のお話です。
家づくりをしていくうえで、選ぶのがとっても楽しみなものがたくさんありますが、その中でも上位に来るのが照明器具選びだと思います。念願のマイホーム。自分の夢と希望が実現した新居だからこそ、照明も自分好みのオシャレなものを選びたいと思われることでしょう。
今回は、新居の雰囲気づくりに大きく影響する照明の配置や形、デザインに関するポイントをご紹介します。
■照明で失敗しないために
近年では照明の種類が増え、魅力的な照明に目移りしてしまいます。オリジナルの照明器具を手作りで作ってくれる工房もあります。
照明のデザインや明りのバリエーションは、居心地に影響する大切な要素ですが、「デザイン重視で選んでよいのか?」「壁や床、カーテンなどに合わせたほうがよいのか?」などを考え出すと、なかなか迷ってしまいます。
照明の選び方のポイントとしては、部屋の用途や目的に合わせるということが大切です。
照明で失敗しないためには、住む人のライフスタイルやシーン、部屋の用途に合わせた照明を選ぶことをおすすめします。
■照明には2種類ある
照明は「全般照明」と「部分照明」の2つに大きく分けることができます。
1.全般照明
空間全体を明るくするための照明の事です。全般照明には「シーリングライト」「「シャンデリア」などがあります。そして、選ぶ際は明るさを調整できる製品を選ぶと良いでしょう。
明るさを調整できる全般照明を使用することで、部分照明を効果的に活用することができます。
2.部分照明
全般照明を補う照明を部分照明と言います。「テーブルスタンド」や「フロアスタンド」「フットライト」「スポットライト」などがあり、間接照明もこれに含まれます。
■オシャレなライティングにするポイント
照明は空間演出するための大切な要素です。
しかし、部屋に照明を1つ置いただけでは、演出するには少し物足りないかもしれません。
オシャレと感じさせる照明のポイントは、照明を複数使うことにあります。空間の中で明るい場所と暗い部分を作ることで、部屋に奥行きが生まれ、空間を立体的に演出することができます。
部屋全体を1つの照明で明るく保とうとすると、明るさも強くなり、かえってストレスになってしまうこともあります。
部屋全体を照らす全般照明を少し暗めに設定し、部屋の使い方などを考慮しながら、明るさが足りない場所に部分照明を取り入れてみましょう。
■照明の形(デザイン)で選ぶ
照明を選ぶ際、やはり気になるのは照明の形でしょう。
照明の向きや傘によって光の範囲が変わります。このため、照明のデザインは部屋の印象に大きく影響するので注意したいところです。
例えば、照明が天井から吊り下がっていて、照明の下方だけでなく上方も満遍なく光が広がるタイプはダイニングやリビングなど、広範囲を照らしたい場合に有効的だと言えます。下方を照らすペンダントライトなどはダイニングテーブルの上などが向いています。
■光の位置も考える
光源の高さによっても受ける印象が変わります。
天井など高い位置からの照明は、陽が一番高い時間帯を思わせ、人を活動的にさせる効果があると言われています。
このため「やる気をアップさせたい」または「効率を上げたい」方は、書斎などで応用してみてはいかがでしょうか。
一方で、天井から吊るした暖色系の明りは、夕日をイメージさせて人をリラックスさせる効果が期待できます。
このため、寝室やダイニングなどでは暖色系の明かりの設置がオススメです。
斎藤も照明器具の工房に行ったりカタログを見るのがすごく楽しい時間です。取り付けた照明は、簡単に入れ替えることはできませんから、部屋の用途を考えてから慎重に決めるのはと他も大切ですが、ウキウキ楽しみながら選ぶのが一番ですね。