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会員になって初めての安全持続性能勉強会

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

今日はYouTubeチャンネル「ヨシローの家」でおなじみの作業療法士のヨシローさん提唱している安全持続性能の勉強会に参加させて頂きました。
実は、安全持続性能の会員になって初めての勉強会、気が引き締まります。

今日のテーマは「階段」です。
発生すると重篤な結果をもたらす転落事故。
何と転落事故の45%以上が中等症以上の事故につながっているそうです。
中等症と言うのは、入院して加療が必要なレベルですから。転落事故が発生すれば半数近いケースの人々が、入院して治療を受けたり不幸な事にお亡くなりなったりしていると考えると、とても軽視できない事象です。

それでは、転落事故がどこで多く発生しているのでしょうか?

厚生労働省の統計データでは、各年代半数以上が住宅内で発生していて、0~4歳のお子さんに至っては90%を超が住宅で発生しています。
そして次のデータ、住宅内のどこで転落事故が起きているのかを見てみると、断トツ1位の発生場所が「階段」です。

2位のベッドと比べると2倍多く階段で事故が発生しているそうです。

日本では年間約5000人の方が脊椎損傷になっているそうです。
そして脊椎損傷の70%が首の付近の脊椎、つまり頸椎損傷です。
脊椎損傷は基本的に損傷を受けた場所から下の部分の、「まひ」や「しびれ」などが発生します。

頸椎からは手の神経などが伸びており、その部分で損傷が起きると手だけでなく体全体に不自由をきたす危険があるので、命を取り留めたとしても、その後の生活では家族に頼らざるを得なくなり、仕事もできない、家族にも負担がかかる、大変な事になってしまいます。

脊椎損傷は65歳未満では交通事故、65歳以上では階段での転落で受傷しているというデータもあり、家づくりにおいても、もはや過ごすことはできません。

このような家庭内事故というと、どうしても高齢の方特有の問題と考えがちですが、妊婦さんにとっても階段はとても危険なものです。

「階段はカッコ良く」作りたい気持ちも良く分かります。
しかし、このように階段での事故が多いという事実がある以上、デザインと安全性を担保した階段をデザインする事がとても重要であると思います。

安全な階段をデザインする事は、お母さんも赤ちゃんも守るという事を心に深く刻まなくてはならないと、改めて思いました。

忘れてはいけない事は誰しもいつかは年を取るという事です。
いつまでも安全に幸せな暮らしをずっと続けることが出来る家。それが安全持続性能なのです。

偉そうに書きましたが、実は斎藤は自宅の階段で足を踏み外した経験があります(^^;)
たまたま自宅の階段は蹴上が低く踏面の奥行きが深い階段だったことで、幸い転落には至らず、ドンとお尻から階段に座る形になりました。
その時はちょっとだけ痛みはありましたが、その場だけの事ですぐに痛みもやり過ごすことが出来ました。
階段での事故の発生を0にすることは、どんなデザインをしても無理かもしれません。
しかしながら、事故が発生した時に、けがに至るのを防いだり、重傷化を防ぐことはできると思いますので、自社の設計基準をしっかり見直していきたいと思います。

最後に皆様、このスライドでびっくりしてください。

ちなみに換算してみたら斎藤の体重ですと2t超えそうです(^^;)
なので皆さん、安全な階段を一緒に模索していきましょう!

ヨシローさんのHP、YouTubeチャンネルも是非ご覧になってみてください。

ヨシローの家HP

ヨシローの家YouTubeチャンネル

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり 

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

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