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将来を心配していたドイツの工務店さん

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

本日、ロシアによるウクライナ進攻が始まってしまいましたね。
それに反応するように日経平均株価の下落、原油先物価格の高騰が起き、私たちの生活への影響も不可避の状況となってしまいました。
中でも原油先物価格の上昇は、ガソリンや灯油などの価格上昇、それに伴う物価の上昇、電気料金の値上げなど、さらなるコストの増大と言う形で影響が出てきそうです。

そんな中、建築の業界紙、新建新聞社主催の公開取材「建築物省エネ法はどうなる?どうする?」がオンライン開催され、斎藤も視聴させて頂きました。
この中でエネルギーパス協会代表理事の今泉さんがこんな話をされていました。

2000年初頭、ドイツの工務店のおじさんたちは「ロシアは怖いんだ。ガスが止まったらみんな凍え死んじゃうだろ?だからガスが止まって暖房が出来なくなっても大丈夫な様に(高断熱化)してるんだよ」と話していたそうです。
まさに、今日のこの出来事を予見していたかのです。

コロナ渦で世界の物流に大きな混乱をきたしていますが、今日の出来事のように情勢が不安定になっていると、一層物流に混乱が訪れる事も考えられます。

これまでは日本には、食料、エネルギーなどたくさんの物が安く入ってきました。
それが、現在においては輸入価格の上昇に伴って、いろいろな物の値上げが相次いでいます。
現在、半導体などは物が無さ過ぎて買いたくても変えない状況があります。
その影響で、パワコン、給湯器などなど入手性が非常に困難な状況になっています。

このところの電力のひっ迫、冬であれば寒気などの影響で冷え込みが強くなることも原因の一つですが、発電用のLNGがスケジュール通りに日本に到着していない事も要因の一つとされています。
エネルギーも高くても買えている今は幸せな状況なのかもしれません。

日本のエネルギー自給率は11.8%(2018年)程度と極めて小さく「エネルギー赤ちゃん」と言われています。
世界の情勢が不安定になり、海上封鎖などの影響でエネルギーが日本に入ってこなくなったら我々の生活はどうなってしまうのでしょうか。

こんな日本でも、家庭で唯一エネルギーが自給できる設備、それが太陽光です。
系統の電源、つまり電柱の電気が止まった状態でも、太陽光が自宅の屋根に乗っていれば、電気を自給する事が出来ます。
夜の電源も昼間の間に蓄電池に蓄電しておけば、賄う事が出来ます。
EVやプラグインハイブリッド車に充電すれば、移動に使う事も出来ます。

無いものはお金を積んでも買う事が出来ません。
いままでレジリエンス住宅と言うと水害や地震の際の「逆境力」として使われていましたが、これからはエネルギーのレジリエンスもとても重要なものとなりつつあります。

戸建て住宅だったら屋根の上に太陽光を乗せることで、エネルギーのレジリエンスも十分に実現可能です。
今の状況だからこそエネルギーも含めたレジリエンスの事、真剣に考えなくてはいけない時代なんだなと、今日の今泉さんの話をお伺いして改めて感じました。

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり 

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

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