平成最後の投稿はCo2削減のこと
いつもご覧いただきありがとうございます。那須塩原市の工務店、斎藤建設の代表の斎藤です。
今日でいよいよ平成も最後の日となりました。
テレビやラジオでは「平成もあと○時間」と、大晦日のようにカウントダウンが行われていますが、このブログを書いている時点で、平成も1時間30分ほどとなりました。
平成という時代に対して、斎藤もいろいろな想いがありますが、気になっている事を1つあげるとすると、やはり気象の変化があげられます。
那須塩原市(旧黒磯市)と那須町では平成10年(1988年)に那須の水害を経験しています。
今でこそ「線状降水帯」という言葉が良くも悪くもメジャーになっていますが、那須水害がその走りでした。「滝つぼ」という表現がぴったりな1秒でずぶ濡れになれるほどの猛烈な雨でした。
私たちの地域の気象的な特徴としては、梅雨の末期の雷、真冬の乾いた強い北風の空っ風があげられます。
ところが最近では、名物の雷雨も頻度がかなり下がっていますし、空っ風も典型的パーターンとは違った吹き方をしています。以前は雷雨が来た後は、気温が急激に下がりとても過ごしやすくなったのですが、最近ではそれがないので気温が下がらず、寝苦しい夜を強いられています。
このように、気象状況が変化していく要因はいろいろありますが、一番の要因は地球温暖化ではないかと言われています。
地球の大気中のCo2濃度が450ppmを超えると地球の自己修復機能が働かなくなる危機的状況になると言われています。実は、2015年には既に400ppmを超えています。現在のまま大気中のCo2濃度が増えていくとあと30年で450ppmに達してしまう計算で、Co2排出の削減は待った無しの状況なのです。
斎藤建設に限らず新築のお客様は、断熱・気密性能を上げた家づくり、そして太陽光などの創エネ設備を設備することによってゼロエネルギー住宅化するなど、かなりCo2削減に寄与していると考えられます。それよりも、むしろこれから重要なのは、既存の建物にお住いの方の対策が重要になってきています。
斎藤建設は一般の生活者の方に向けて、住まい方や改善方法などをお伝えすることによってCo2削減と光熱費の削減、生活の質の向上の適切なアドバイスを行えるように準備をしてきました。新しい令和の時代においては、新築に限らず既存の家にお住まいになっている方にも、Co2削減、光熱費の削減、生活の質の向上という観点から、幅広い視点でアドバイスをし実行していただくことによって、地球の大気中のCo2濃度の削減に寄与していきたいと考えています。
長くなりましたが平成最後のブログ、最後までお読みいただきありがとうございました。
追伸 また別の機会にも書かせていただきましたが、斎藤建設はForword to 1985の地域アドバイザー拠点に登録させていただきました。Forword to 1985のホームページも是非、ご覧ください。
http://to1985.net/