トイレショック
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
木材の供給不足、価格高騰から「ウッドショック」と言う言葉が生み出されましたが、また新たな心配事が増えました。
その心配事が「トイレショック」です。トイレが入荷しないという大幅な納期遅延が発生しています。
東南アジアでの新型コロナの感染の急拡大により、東南アジアのサプライチェーンからパーツが入ってこない状況が発端となり、このような事態が起きています。
日本にはトイレの2大メーカーがあるのですが、このうち1社のA社はトイレの一部の機種に混乱をとどめていました。
理由としては昨年、新型コロナの問題が発生した時に中国からのパーツが届かなくなり、数多くの製品の生産が止まりました。
このように1つのエリアに依存度が高まると、パーツ不足により製品の生産、供給が出来なくなるリスクが高まることから、この反省を生かして国内生産の増加も含めてパーツの供給先を分散する対策をしていたのです。
ところが、もう1社のB社は東南アジアからの供給に頼っていたため、パーツが入ってこないので、すべてのトイレの生産と供給が止まってしまったのです。
この結果、製品を供給できないB社の発注分の多くがA社に回り、その結果A社もパンクしてしまい、業界全体としてトイレの供給不足が深刻化してしまいました。
今年の製品供給不足の多くは新型コロナが関係していますが、過去には、海外の工場が洪水で被災し、その影響で製品の生産が滞った事もあります。
また、日本でも東日本大震災の時も、数多くの工場が被災し生産活動に混乱をきたしましたし、大雪の影響でシステムキッチン工場が倒壊し、日本国中のシステムキッチンの供給に大混乱が生じたこともありました。
今年は、エコキュート、エアコン、太陽光のパワコンなどでも、新型コロナの影響による半導体不足で、製品の納期遅延が発生しています。
昨日今日で、やはり東南アジアの新型コロナ感染拡大の影響で、ガスの給湯器の納期遅延が聞こえてきました。
新型コロナの鎮静化、そして、これから台風シーズンを迎えますが、豪雨などの災害が発生しないことを願うばかりです。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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