• フェイスブック
  • インスタグラム
営業時間:9:00-17:00 定休日(第3日曜日 土日以外の祝日)

Blog

ブログ

ブログ
資料請求・お問い合わせ

第12回やみぞ杉植林体験会が行われました

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

今日は12回目を数える、森と家を結ぶ会のイベント「やみぞ杉植林体験会」が開催されました。

ところで皆様、例えば35坪くらいの家をつくるのに、杉の木、何本くらい必要だと思いますか?
答えは40本から50本くらいです。
50本の杉の木を育てる場合、植林の段階では3倍程度植えなくてはなりません。
何故なら、植えても根が活着せずに苗木が枯れてしまったり、管理の途中の間伐など最終的に木材として切り出される杉の木は、植えた本数の3分の1程度になってしまうからです。
なので、35坪の家を作る場合に必要な杉の木が50本とした場合、150本の苗木を植える必要があります。

今日植えた小さな苗木が、伐採適齢期になるには早くて50年、一般的には60年かかります。それまでしっかりと根を張りすくすくと育ってほしいと思います。

今、私たちが家づくりで使わせて頂いている木は、先人たちが約60年から70年前に植林して下さった木です。
切ったら植えるという森林のサイクルを回さないと、日本の林業の文化が途絶えてしまうのですが、伐採して木材を出荷したら何もしない「切りっぱなし」の山林も全国では増加傾向です。
那須のこのエリアは、全国にも誇れる、伐採したら植林がなされ育林されているエリアなのです。那須で植林されている苗木の本数は年間16万本にもなるそうです。
国産材と言ってもいろいろな産出形態がありますが、那須の地元の八溝材はこのような点からも。素晴らしい材料であることをたくさんの方に知って頂いたらと思います。

昨日は私たちがみんなで植林した杉の苗は550本です。
山のプロは、1人で1日300本の苗を植えるそうです。
やっぱりプロはすごいですよね。

今日植えた木が伐採適齢期になる事には、斎藤を始め大部分の大人の方は生きていないかもしれませんが、今日、参加していた小さな子供たちはまだまだ生きている年齢です。その子供たちが、その次の世代にまた森を引き継いでいってくれる、とてもロマンがありますね。

森を守る活動、これからも大切にしていきたいと思います。
そして家づくりでは八溝材をこれからも使い続け、たくさんの方にその魅力をご体感いただければと思います。

何はともあれ、本日の参加者の皆様本当にお疲れ様でした。

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり 

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
斎藤建設へのお問い合わせ&資料請求はこちらから。

那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

おすすめブログ

お電話

イベント

資料請求