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1985地域アドバイザー拠点北関東定例会

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

昨日はForword to 1985 energy life地域アドバイザー拠点の北関東NW(ネットワーク)の定例会に参加させて頂きました。

何度もブログに登場しているForword to 1985 energy life。大切なので今回もそのご紹介から。
家庭の電力消費量は1985年と比べるとおよそ2倍に増加してしまっています。
そこで始まったのが、増えてしまった家庭の電力消費量を1/2にして1985年のレベルにしようというのが「一般社団法人Forward to 1985 energy life」で始まった「1985アクション」という活動です。

地域アドバイザーの証である盾には「貴事務所は、家庭での省エネルギーに精通した、暮らし省エネマイスター資格者を有し、気候や風土、ライフスタイルに合わせた、的確なアドバイスができる事務所であることをここに認定する」とあります。
その活動を地域の中に広めていくために、活動しているのが私たち「地域アドバイザー拠点」なのです。

1985北関東NWは栃木、茨城、群馬の北関東3県の地域アドバイザー拠点の方々で構成されています。
昨日はその1985北関東NWの定例会だったのです。

定例会の中で僭越ながら事例発表的な事もさせて頂いたのですが、1985の理念で繋がっている方たちとのリアルなミーティング、いろいろなヒントとやる気を頂きました。

いろいろな立場の方の、いろいろな考え方、いろいろな価値観が入り乱れてのディスカッションですが、1985の理念で繋がっているので、皆さんの発言一つ一つからたくさんの事を学ばせて頂きました。

「命の危険性のある猛烈な暑さ」と連日のように報道されていますが、残念ながらその原因は気候変動による温暖化によってもたらされているようです。
気候変動対策には大きく「適応」「緩和」の二つがあります。

「温暖化によって気温が高くなって、ある農作物の病気が発生しやすくなり、作物の収穫量が減少してしまった。
だから、気温が高くても病気に強い品種に改良しよう」このように、温暖化に適応するための内容が「適応」

それに対して「エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車に買い替えて、ガソリンの消費量を抑えてCo2の排出も少なくしよう」というように、Co2の排出量を抑えて温暖化そのものを抑えるのが「緩和」です。

昨日の定例会中に考えていたのは、家の高断熱化は「適応」であり「緩和」であるという事です。
先週の土曜日のブログで、外気温が34℃の時、締め切った家でも断熱性の高い家の室温は27℃であったという事をご紹介させて頂きました。

住宅を高断熱する事で室温の上昇を抑え熱中症で亡くなる人を少なくするという事は、先ほどの、高温、病気に強い農作物を作ってという事と同じことです。その意味では住宅の高断熱化は「適応」であるという事が言えるのではないでしょうか。

一方、住宅を高断熱化する事で室温の上昇を防ぐという事は、結果的にエアコンの依存度を下げ、電飾使用量の低減させることになります。という事は、ハイブリッド車にすることでガソリンの消費量を抑えることと同じ意味になりますから、「緩和」であるという事が言えます。

4日連続で電力需給ひっ迫注意報が出ていました。
連日の「命の危険性のある猛烈な暑さ」という報道。
猛烈な暑さの原因は気候変動。
これらの事を総合的に考えてみると、猛烈な暑さから命を守る、気候変動に対しての「適応」、「緩和」、「エネルギー問題」、多くの問題を少しでも解決に近づけるためには、住宅の高断熱化が寄与するプラスの効果は、決して少なくないと思います。

私たち1985地域アドバイザー拠点は、「家庭での省エネルギーに精通した、暮らし省エネマイスター資格者を有し、気候や風土、ライフスタイルに合わせた、的確なアドバイスができる」とされた住環境の専門集団です。
1985地域アドバイザー拠点の仲間の方々と協力し合い、人の健康、地球の健康、家計の健康、エネルギー問題を解決に近づけるために、高断熱を始めとする高性能住宅の普及活動をこれまで以上に協力進めていこうと思います。

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり 

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

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