住宅デザイン教室~伊礼先生
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
本日から住宅デザイン教室が始まりました。
講師は伊礼智先生でした。
伊礼先生の講義では「ものさし」という形で8つのテーマでのお話がありました。
中でも「町と家の間を考える」「開口部と家具と照明はセットで考える」「住宅であり建築でもある。心躍る空間を意識せよ」この3つのものさし、深く考えさせられました。
「町と家の間を考える」というテーマ、特に角地に立ち建物の重要性のお話がありましたが、そこに立つ建物はその一角の雰囲気を決めてしまう、そのくらい存在感と重要な役割があります。
家は個人の所有物ですが、社会の共有財産でもあるという考え方もあります。
その家に住む人がワクワクする事はもちろんですが、通りを歩く人のワクワクも大切なんだと負う事に気づを頂きました。
「開口部と家具と照明はセットで考える」といテーマですが、伊礼先生の建築でも基本的に天井には照明をつけません。
以前、お客様の中にダウンライト禁止、天井に取り付ける照明禁止というお客様がいらっしゃいました。その時には正直「?」だったのですが、いろいろな本を見たり、いろいろな家を見せて頂いたりして、今ではようやくその意味が分かるようになりました。
なかなか、実際の設計には落とし込めていませんが、今回のセミナーを聞いてより具体的なイメージが湧くようになりました。
「住宅であり建築でもある。心躍る空間を意識せよ」というテーマにも通じるのですが、やっぱり家というもの、「素敵」「カッコいい」「かわいい」などワクワクしたり心が躍る要素が大切です。
このエリアでの要望で、「那須が見える方に窓を付けたい」という要望をいただく事がありますが、温熱という要素だけで言えば「北側の窓はウィークポイントになるから」という理由だけで敬遠されがちです。
ですが、お客様にとって山が見える事は人生に潤いを与えてくれるは大切な事です。
自分の実家にも北側に窓があって那須の山が見えました。
毎日、那須を見ながら生まれ育っと言っても過言ではありません。
一時期、地元を離れて東京の会社で働いていましたが、新幹線に乗って那須塩原の駅に着いたとき、新幹線ホームの大きなガラス越しの那須の山を見た時、すごくホッとしたのを覚えています。
実家の北側の窓、寒くて結露もビシャビシャでした。
でも、いまはサッシそのものの性能も向上していますし、付属部材もたくさんありウィークポイントを打ち消してくれる存在の部材がたくさんあります。
伊礼先生も最近では数う多く高気密高断熱住宅に携わっていらっしゃり、その言葉はとても説得力がありました。
高性能化の技術は家のワクワクのポイントにどんどん活用していく、それが、これからの家づくりなのかもしれません。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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