マーベックス研究館へ~全館空調体感
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
実は本日より大阪に来ています。
コロナ前は2019年に鹿児島の全国省エネミーティングに行ったのが最後の長距離移動を伴う研修だったので、コロナ後では、久しぶりの長距離移動の出張・研修です。
1日目の目的は換気や全館空調システムを手掛けているメーカーである、マーベックスさんの研究・実験棟を視察させて頂き、全館空調システムの広げるためです。
ここ最近、高断熱高気密住宅の次の流れとして、全館空調に興味を持たれる方が非常に多くなったと感じています。
以前の、性能の低い住宅での全館空調システムの採用は、光熱費が膨大に膨れ上がり現実的ではありませんでしたが、HEAT20のG2レベル以上の住宅が多くなってきた昨今においては、全館空調を採用する光熱費的デメリットは殆どなくなりました。
全館空調システムを採用するにあたってデメリットは、やはりイニシャルコストの高さにあると思っています。
しかも、断熱材と違って機械はいつかは故障しますので、そこにあまりにも大きいお金をかけるのも少し考えてしまいます。
住宅用の全館空調システムは、換気システムと一体となっているものもあり、例えば空調の機能部分が向上しても、一体であるため換気の機能も停止してしまうものもあり、これも大きな懸念点でした。
マーベックスさんの全館空調システム涼暖は、これまでにあった全熱交換システムの澄家と壁掛けエアコンを組み合わせた感じのシステムで、非常にシンプルな構造です。
空調部分が壁掛けエアコンですので、エアコンが故障したとしても一般的な家庭用のエアコンで代用する事も可能なため、障害復旧までの期間が大幅に短縮されることが期待されます。
昨今の夏では、猛暑日が多く命を守る設備としてエアコンは非常に重要な設備となっています。
換気空調一体型の全館空調システムでは、エアコンも専用のものが搭載されているので、故障した時にもメーカーさんなどのメンテナンスが必要となり、障害復旧までの時間がそれなりに必要になってきます。
この点からも、汎用的な壁掛けエアコンを流用できるのは大きなメリットだなと感じました。
長くなりそうなので、続きはまた明日に書きます。
このブログを書いた人
斎藤賢一
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楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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