• フェイスブック
  • インスタグラム
  • ツイッター
営業時間:9:00-18:00

Blog

ブログ

ブログ
資料請求・お問い合わせ

Vol.9 Q値とUa値

 

いつもご覧いただきありがとうございます。那須塩原市の工務店、斎藤建設です。
前回の「断熱材はどれが良い?」に関連したお話ですが、今日はQ値とUa値についてお話させて頂きたいと思います。

住宅選びの際にチェックするべきポイントのひとつに断熱性があります。
その住宅の断熱性を知るための指標として、従来までは「Q値」というものが主に利用されていましたが、平成25年の省エネ基準の改正の時に、新しく「UA値」という表記がされるようになりました。
どちらも断熱性を示す値ですが、計算方法などが若干違います。

■Q値とは?

Q値とは、熱損失係数と言われています。わかりやすく言うと、建物からの熱の逃げにくさを示す数値です。この数値が低ければ低いほど熱が逃げ難い、断熱性が高い住宅になります。地域によって基準値が異なり、当時の断熱基準で3地域と言われていた栃木県の北の方の那須塩原(旧黒磯)では2.4でした。

Q値の算出方法は以下のとおりです。
【Q値=建物全体の熱損失量(W・K)÷床面積(㎡)】

天井や壁、窓や換気扇などから逃げていく熱量(熱損失量)の合計を床面積で割ったもので、換気による熱量も評価されるので、住宅全体の断熱性能を判断する際に役立つ数値です。
凸凹したプランなどもきちんと値として表すことができるのもQ値の特徴です。

■UA値とは?

上述のQ値は、建物全体の熱損失量を床面積で割るという計算方法で出すもので、床面積の小さな建物であればあるほどその数値が高くなり、実際の断熱性を表すことができないなどの欠点がありました。

UA値は外皮平均熱貫流率と呼ばれ、平成25年の省エネ基準の改正により導入され始めた数値で、天井や壁、窓など外皮の平均熱貫流率を示します。つまり、建物の表面全体から熱がどれだけ逃げやすいかどうかを示した数値です。Ua値も地域によって基準値が異なり、栃木県の北の那須塩原は4地域に区分され基準値は0.75です。

UA値の計算方法は以下のようになります。

【UA値=建物全体の熱損失量(W・K)÷外皮面積(㎡)】

Q値と異なり、住宅全体の熱損失量を、建物の外皮面積(壁や屋根、床や窓など)で割ったものです。文字通り外皮の平均熱貫流率となっています。

Ua値は建物の形状による影響を受けずに数値を計算できるようになったのですが、凸凹したプランの熱損失が多くなる点が反映されてなかったり、換気の熱損失が反映されてなかったりと欠点もります。

省エネ住宅を目指すのであれば住宅の断熱性は欠かすことのできないポイントです。Q値もUa値も、数値が低ければ低いほど断熱性能が高い住宅であるということになります。
何となくQ値は過去のものととらえる方もいらっしゃると思いますが、快適性を検証したりする場合はとても大切な値となります。断熱性の高い住宅を目指す際は、Q値やUa値どちらも大切にして設計し家づくりをしていきたいですね。