ペレットストーブ
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家を造っている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
薪ストーブのゆらゆらと揺れる炎を見ながらのコーヒーブレークは至福のひと時です。
独特な柔らかな暖かさも薪ストーブの魅力です。
薪ストーブの燃料はもちろん薪なのですが、薪の調達は結構大仕事です。
最近は薪を調達するのが大変だけじゃなくて、薪そのものが手に入れることができない、薪難民になる人も増えています。
家庭で炎が見える暖房といえば、もう一つ代表的なものにペレットストーブがあります。
ペレットストーブは燃焼の時に電源が必要になる機種が多いので、今までは敬遠してきたのですが薪の調達が難しくなってきてしまった現在においては、ペレットストーブの良さもきちんと整理しておこうと思いました。
ペレットストーブの燃料はペレットと呼ばれる、丸太や木の皮、枝や葉など、製材時に発生する端材などを破砕し、それを粒状に圧縮成型した固形燃料の事を指します。
ペレットの原料には間伐材なども利用され、人の手で植林、育林、伐採の管理がなされている山の木で作られたペレット燃料であれば、真のカーボンニュートラル燃料でもあります。
ペレットは購入して調達することになるのですが、袋に入って届くため物置やちょっとスペースがあれば保管することになります。
薪は薪としてすぐに薪ストーブに入れられる状態の薪を調達しない限り、チェーンソーで玉割りしたり、斧で割ったり、乾燥させたり、薪小屋が必要になったりと結構手間がかかります。
その過程を楽しむ時間的余裕のある方なら良いのですが、別荘などで短期滞在の方にはなかなか難しいのが現状です。
先日も、別荘のオーナー様から薪ストーブの取り付けのご相談をいただきましたが、別荘の利用パターンなどを考慮してみると、もしかしたらペレットストーブの方が良いのではないかと思いたちました。
斎藤建設ではもともとダッチウェストの薪ストーブを中心にご提案していますので、ダッチウェストジャパンで取り扱っているハーマンというメーカのペレットストーブの事をいろいろ調べてみました。今までは電気がないと使えないという理由だけで、ペレットストーブを敬遠してきてしまいましたが、きちんと理解すると、ペレットストーブにはペレットストーブの魅力があります。
1番のメリットは手軽さです。ペレットをホッパーに入れておけば必要に応じて自動的にペレット燃料が供給されますから、重い薪を外の薪小屋から運んでくる必要もありません。
このように、ペレットストーブは薪ストーブよりも取り扱いが手軽な部分もあるので、女性でも手軽に使えるのではと思いました。実際、ご主人がいないと薪ストーブの点火ができないという奥様はたくさんいらっしゃいます。
形も薪ストーブの様な機種もあり、カッコいいです。
薪ストーブが設置されている場合では、薪ストーブの煙突をそのまま利用できる排気のアタッチメントも用意されているので、ペレットストーブに入れ替える場合でも、煙突の工事なしでそのまま使うこともできます。
最初にも書きましたが、ゆらゆらと揺れる炎には本当に癒されます。
薪ストーブ、ペレットストーブのそれぞれの特徴、エネルギー効率を整理して、お客様のニーズにあったものをご提案していきたいと思います。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに
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