エコキュートに関するSOSで緊急出動
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
昨日から今日にかけて非常に強い風が吹き荒れました。
皆様の周りでは被害がありませんでしたでしょうか。
今日は朝一でオーナー様から「エコキュートのリモコンが真っ暗になって操作できない」とのSOSがあり、緊急出動となりました。
エコキュートのトラブルと暴風、一見、関係なさそうに思えるのですが、思いもがけない原因が見えてきました。
リモコンの表示が真っ暗という事は、機器的なトラブルというよりは電源系のトラブルとの予測ができました。
分電盤のエコキュートの回路のブレーカーが落ちている、または、エコキュートの貯湯ユニットについているブレーカーが落ちている、このどちらかが多い原因です。
車で向かっている最中も、いろいろな原因を考えながら向かいました。
オーナー様宅に到着して最初に分電盤の状況を確認すると、エコキュートの回路もちゃんとONになっています。
まれに、電気の引き込み線についているヒューズが飛んでいることもあるので、同じ200V稼働のエアコンを確認するときちんと稼働していたのでヒューズの線もなくなりました。
エコキュートに向かい貯湯ユニットのブレーカーを確認してみるとOFFになっていました。原因はこれです。
ONにすれば解決するはずなのですが、しばらくするとOFFになってしまいます・・・機器の故障で漏電が発生していれば、ONにした瞬間にOFFになるので頭を抱えてしまいました(>_<)
悩みながら、機器を眺めているときの事です。お邪魔した時も風が強い状態で、貯湯ユニットの正面パネルも風に押されてへこんだりしています。
強い風が吹いて正面パネルがへこんだ瞬間、カチンとブレーカーが落ちOFFになりました。「なんで?」と思ってよく見てみると、正面パネルがブレーカーのテストボタンを押しているではありませんか!
この機種、ブレーカの窓の周りとブレーカーのテストボタンとの距離があまりにも少なく、ほとんど触れている状態でした。
ブレーカーの窓の位置を調整し触れないようにしたところ、風で正面パネルが押されてもブレーカーは落ちることがなくなりました。
昨夜は一晩中電源が切れていたので、貯湯ユニットにはお湯がほとんどない状態です。しばらくすると、湧き上げが始まり無事に通常運転に戻りました。
お湯は生活インフラの重要なものなので、無事解決してほっとしました。
こんな事もあるんだな思いながら、また、メインテナンスの経験値が上がりました。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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