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栃木SW会「オンライン家づくり教室」にご参加いただきましてありがとうございました

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

今日は栃木SW会主催の「オンライン家づくり教室」でした。
数組の、メンバーの各工務店さんにおいて、これから家づくりを始めるお客様にご参加いただきました。
今日の「家づくり教室」では、保健の時間、社会の時間、算数の時間、特別授業、帰りの会、これら4つのパートに分かれて、これからの

家づくりに必要なもの、大切なもののお話をさせて頂きました。
帰りの会でお話させていただいた内容ですが、
【保健の時間(健康と快適)】
栃木県は魅力度ランキングでは最下位47位だけど、冬季の死亡率増加率は全国1位という不名誉な1位
北海道や青森県は家の寒さの対策として断熱と気密をしっかり行っているので全国で最も少ない
不名誉な死亡率ワースト1を返上するためにしっかりとした性能の家づくりが必要。
【社会の時間(温暖化防止)】
栃木県でも豪雨災害など温暖化が原因とみられる災害が増加している。
そして、温暖化により永久凍土が融解し、永久凍土の中に閉じ込められていたウィルスが環境中に放出され、これにより新たなパンデミックのリスクを生む。
温暖化による影響は対岸の火事ではない。
我慢の省エネでなく、我慢も意識せず快適な暮らしをしていても、温暖化防止に貢献できる家の性能が大切。
【算数の時間(家づくりのお金)】
人生の3大支出とは「教育資金」「住宅資金」「老後資金」。
この中で「住宅資金」「老後資金」は密接な関係がある。
約2億円と言われている生涯年収をきちんと運用し「老後資金」をできるだけたくさん築くことが家づくりの資金計画ではともて重要。
老後資金と密接な関係がある住宅資金には「建築費」「水道光熱費」「住宅ローン」の3つがあり、これらろトータルで考えることが大切。
家づくりの資金計画は、いくら借りられるか、建築費(イニシャルコスト)、月々の返済がいくらになるか?だけでは不十分。
住宅ローンはいつかは返済が完了するが、光熱費は一生払い続ける事になる。一生払い続ける光熱費などのランニングコストもしっかり考慮し、老後の生活費をしっかり確保できるかまで検証することが重要。
家の性能では①断熱性能②気密性能③パッシブデザイン、これら3つの内容が光熱費に大きく影響する。
これらの3つは後から変更するのは難しい。家の性能を向上させるのは低金利の今がチャンス!
【耐震】
耐震性は建築基準法レベルの「耐震等級1」、建築基準法の1.25倍の耐震性の「耐震等級2」、建築基準法の「耐震等級3」の3段階がある。
中でも耐震等級3は、震度7の地震を2回受けた熊本地震においても1棟も倒壊していないという実績がある。
耐震等級1でも倒壊は免れ、人命を守ったが柱が傾斜しこの後、その家で生活することは難しい。人名は守ることはできたが財産は守ることはできない。
益城町に建つ耐震等級3の木造住宅は2度の震度7の激震に耐え、今も住み続けている。つまり耐震等級3は命も財産も守ることができる。
コロナ禍の今、懸念されるのは複合災害。
今大地震が発生し、家が倒壊したら避難所へ避難することになる。避難所に人が殺到すれば密になる可能性が大きくなる。
今は、在宅避難が特に重要。だから家は倒壊させてはいけない。そのために耐震等級3が必須。

【災害が発生した時(レジリエンス)】
わたしたちは、10年前の東日本大震災において、地震発生直後の長時間にわたる停電や、計画停電などライフラインが寸断された経験をしている。
断熱性・気密性が高く保温性能が高い家であれば、冬に災害が発生したとしても、寒さに震えることはなくなる。
【まとめ】
家づくりに大切な事は
①省エネで地球にやさしく
②健康で快適に暮らせる
③家計に優しく
④地震にも強い
⑤そしてこれらの性能がずっと続く
これら5つの事が大切です。

これらの5つを実現する家づくりの方法としては
①断熱性・気密性を高める
②パッシブデザインを取り入れる(栃木県は特に冬の日射が豊富なのでしっかり活用する)
③耐震等級3(倒壊防止だけでなく気密の維持にも大切)
④内部結露を防止(躯体の健全性を保ち当初の耐震性をずっと維持する)
これらの性能を最低限持った家、ずっと続く事が大切

今日、ご参加いただきましたお客様にはこれらの内容が伝わると、嬉しく思います。

それから今日は、実際にSWの家に住んでいるオーナ様のお話を伺うことのできる貴重な機会もありました。
暮らし心地や、光熱費の事、いろいろ体感や経験の事を伺いましたが、中でもすごく印象に残ったのが旅行の話と虫の話です。
夏に旅行に行ったとき、滞在先のホテルが蒸し暑くあまり快適な環境ではなかった。出かけるときにはエアコンを切って出かけたが、帰ってきてドアを開けた瞬間、滞在先のホテルよりも快適だったというお話。とても羨ましいです。旅行に行けなくなってしまいそうです(笑)

もう一つは、虫の嫌いな奥様の話。アパートに住んでいた時は窓を開けていなくてもどことなく虫が入ってきていた。
引っ越してからはそれがなくなったので、虫嫌いでも快適に暮らせているとの事でした。
気密性って、虫嫌いに人にも効果的なんですね(笑)

普段は各工務店さんが単独で行っている「家づくり教室」でしたが、栃木SW会では数年ぶりの合同開催となりました。
当時とメンバーも変わっていますが、やっぱり一緒に一つのイベントを作り上げる連帯感、達成感はやはり特別なものがあります。
このメンバーで一緒にできたこと、本当に楽しかったです。
久しぶりにイベントをやり終えた時の達成感、良い意味での寂しさを感じている夜です。

個人的な反省点はやっぱり・・・

早口になってしまったことですね。まだまだ修行がたりませんね。

今日の「家づくり教室」がこれから家づくりをする方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
ご参加いただきました方、本当にありがとうございました。
栃木SW会のメンバーの方、本当にお疲れ様でした!

私たち、栃木SW会はスーパーウォール工法を通じて集まっている工務店の会で

  • 地球環境に貢献できる家
  • 長期に渡って安全・安心で暮らせる家
  • 地震に負けない家
  • 住む人が心も体も健康に暮らせる家

これらの事を大切に家づくりを行っています。

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり 

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

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