今年度最後の補助金申請~補助金を頂く意味
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
今日は事務局に地域型住宅グリーン化事業・長寿命型(長期優良住宅)の補助金交付申請書を提出してきました。
年度末、そして補正予算枠ということで、今回の交付申請は正直、時間との戦いでした。
事務局から伝えられていた期限より少しだけですが、早めに提出する事が出来たのでちょっとほっとしています。
毎日、間に合わなかったらどうしようと超不安でしたから(笑)
いま日本には850万戸の空き家があると言われています。2020年度の住宅着工棟数は推計で73万戸と言われていますから、「家が余っている」状況が見えてきます。
空き家が増えていく要因、もちろん少子高齢化、人口減少、土地部への人口集中など、社会的な要因によるところも大きいですが、家そのもののにも問題があります。
家を取得しようと思ったとき、新築以外にも中古住宅の購入という方法もあります。
住まれなくなった家が、中古住宅の市場に乗り、きちんと取引されていれば、次の住まい手のもとにわたり空き家は増えていきません。
ところが、著しく傷みが激しい、補修費用の増大などの原因により、次の住まい手がつかない、つけられない、といった問題も実際には起きています。
家が社会の共有資産になるためには良質な住宅ストックを構築することが大切です。
そのために考えられたのが長期優良住宅という考え方です。読んで字のごとく、長期にわたって良い住宅でるという事ですね。
そしてもう一つの大切な事は、Co2の削減にも大きく関与する住宅の省エネ化です。
そのための家が、ZEHと言われることもあるゼロ・エネルギー住宅、性能向上計画認定住宅、認定低炭素住宅などです。
補助金は「きちんとした性能の家を建てる方のご褒美」という事を以前にもブログに書かせていただきました。
地域活性、良質な住宅ストックの構築という考え方が、地域型住宅グリーン化事業のベースとなっています。
地域型住宅グリーン化事業は、長期優良住宅やゼロエネルギー住宅などの、耐震性や耐久性、省エネ性の高い住宅を、地域の木材を使って、地域の工務店さんに作っていただくことで頂ける補助金です。
家づくりをする方にはとても魅力的な補助金ですが、補助金には予算枠があり、長期優良住宅やゼロエネルギー住宅での家づくりをする方、すべての方が、必ずしも補助金を頂けるとは限りません。
正直言ってしまえば、家づくりのタイミングや運次第なのですが、地域型住宅グリーン化事業の家づくりのコンセプトを良く理解して頂いて、長期優良住宅やゼロエネルギー住宅での家づくりをする方に、補助金の枠が回って来るという運が向いてくる感じがします(^^)
補助金はもともとは私たちが納めた税金をはじめとする公的なお金から拠出されます。大切な補助金を頂くという事は、書類の作成、手続き、申請、そしてそれぞれの手続きに期限もあり、しっかり手続きと工事を実施する事がとても大切です。
時には手続きや、工期など、お施主様のご協力を頂く場面もあり、連携と協力関係が一層大切になってきます。
今回は時間のない中、お施主様もお仕事等ある中、迅速にいろいろなご協力をいただきました。今回無事に提出できたのは、お施主様のご協力のおかげです。
だから、ご褒美(補助金)の運が回って来たのかもしれんせんね。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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