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珪藻土と漆喰の違いって?その2漆喰編+まとめ+皆さん気になる殺菌作用

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家を造っている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

最近では内装材に自然素材を選択する方が多い傾向があります。何となく左官職人さんがコテで塗るイメージを持つ方も多いと思いますが、「珪藻土」と「漆喰」が多く使われています。
「珪藻土」と「漆喰」代表的な2つの材料の違いについてお話させて頂く2回目は「漆喰」についてお話させて頂きたいと思います。

漆喰とは、消石灰(水酸化カルシウムの別名)を主原料にした材料のことです。
斎藤が中学生の時に、化学クラブの実習でこんにゃくを作りましたが、こんにゃく作りの時に凝固剤として使われるのも消石灰です。
アルカリ性が強く目に入ると危険なので、最近では使われなくなりましたが、昔は校庭のライン引きなどに使われたりもしていました。

消石灰は石灰石に水を加える事によってつくられるのですが、実は我らが栃木県の佐野市(旧葛生町)が一大産地なのです。
石灰石と言えば理科の時間に塩酸を加えて二酸化炭素を発生させる実験を思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。

漆喰は日本においても、また、ヨーロッパにおいても古くから壁などの左官材料として用いられてきました。日本では、お城などの城壁の材料としてもお馴染みの材料です。
昔から使われている、日本の漆喰とヨーロッパの漆喰ではベースは消石灰ですが配合が少し違ってきます。
日本の漆喰は消石灰を主成分に、砂などの骨材と、すさと言われる植物の繊維、海藻から作られたのりなどの有機物を混ぜて練って作られます。
対して、ヨーロッパの漆喰では、消石灰を主成分に砂と水のシンプルな配合です。

今は、日本でも配合が研究され、いろいろな製品が開発されいます。

よく漆喰は二酸化炭素を吸収すると言われていますが、これは、主成分の水酸化カルシウムが二酸化炭素を吸収しながら硬化していくという、気硬性の性質を持つと言われているからです。施工後、長い時間をかけて二酸化炭素を吸収しながら硬化していきます。

あとよく言われているのは、ホルムアルデヒドの分解性能。これは、アルカリ性の消石灰とホルムアルデヒドが化学反応を起こし糖類に変化させることで、ホルムアルデヒドが分解されるのです。

あと、最近よくご質問されるのが、ウィルスや殺菌性能。消石灰は強アルカリ性で、微生物の繁殖を抑制したり不活性化する性質があります。ヨーロッパでは、ペストが流行した時に、家に消毒として消石灰を撒く対策が行われています。テレビでご覧になったことがある方もいらっしゃると思いますが、高病原性鳥インフルエンザや豚コレラが発生した施設で白い粉をまいているのをご覧になったことがあると思いますは、あれば、消石灰の粉なのです
那須塩原市にも養鶏場、養豚場、酪農家などが沢山ありますが、入口には常に消石灰がまかれています。

実は、二酸化炭素の吸収とホルムアルデヒドの分解は、消石灰の特徴によって行われるので、前回お話した珪藻土であっても、固める材料に消石灰を用いたものであれば、同じ効果が期待できます。

それぞれの特徴をまとめるとこんな感じでしょうか。

珪藻土

・調湿効果(漆喰よりも効果が高い)
・消臭効果(穴がニオイやホルムアルデヒドを吸着除去)
・耐火性があり、万が一の場合でも燃え難く、有毒物質を発生しにくい
・ホルムアルデヒドの分解(消石灰を固化材に用いられているもの)
・二酸化炭素の吸収(消石灰を固化材に用いられているもの)
・強アルカリ性による殺菌作用(消石灰を固化材に用いられているもの)

漆喰

・調湿効果(調湿効果は珪藻土に負ける)
・消臭効果
・耐火性があり、万が一燃え移っても有毒物質を発生しにくい
・ホルムアルデヒドの分解
・二酸化炭素の吸収
・強アルカリ性による殺菌作用

こんな感じで、それぞれの特徴がありますが、自然素材にはやっぱりその材料にしか出せない独島の雰囲気があります。
珪藻土と漆喰では仕上がりの雰囲気にも少し違いがありますし、それぞれの特徴をよく理解した上でお好みの材料を選択いただければと思います。

あと最後に、消石灰の特徴について・・・
調湿作用、二酸化炭素の吸収、ホルムアルデヒドの分解、殺菌作用と素晴らしい特性が沢山ある消石灰ですが、その効果は年々低下していくという事を忘れてはなりません。
二酸化炭素を吸収しながら硬化していくと、二酸化炭素を吸収する働きも低下していきます。硬化すると調湿作用は下がる傾向にあります。最初はアルカリ性ですが徐々に中性化が進んで行きますので、ホルムアルデヒドの分解性能や、殺菌作用も低下していきます。
斎藤も珪藻土も漆喰も大好きですし、ちろん素晴らしい材料であることは間違いないのですが、正しい、知識で換気や窓の計画など、総合的に計画し本当に快適な家づくりをして頂ければと思います。

追伸・・・
斎藤の家は漆喰が塗ってある家ですが、インフルエンザの家族が出るとやっぱり移りますからね(^^;)

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

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