熊本地震から5年
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
今日は4月14日、熊本地震から5年が経ちました。
震度7の地震に2回襲われた熊本地震、5年経過した今でも約400人の方が避難生活をされているそうです。
先ほどNHKのニュースウォッチ9では、地震によって病院の建物に被害が発生し、転院を余儀なくされた4歳の女の子がなくなってしまったという、痛ましい内容が放送されていました。女の子は絶対安静が必要な状態だったそうです。
熊本地震では私たち建築に携わる者にたくさんの気付きをもたらしてくれました。
そのきっかけの1つが、構造塾でおなじみの佐藤実先生が、地震の発生後に熊本入りして調査した内容をまとめて下さった「熊本地震報告」です。
その内容に斎藤も衝撃を受け、耐震等級3を標準とした家づくりにシフトた大きな転機となりました。
話はシンプルで、きちんとした計算によって耐震性能を設計された家は木造の家であっても、震度7でも倒壊しないという事です。しかも熊本地震で実際にありましたが、震度7の地震を2回経験しても倒壊しませんでしたし、そのまま人が住んでいます。
以前、佐藤先生の勉強会に行った時のスライドの写真です。
知っていますか?
大地震で命を落とすのは、大半が「人間」・・・
どうして命を落とすのか、
それは、人間がつくった建物が倒壊するからです・・・
耐震等級1、つまり、建築基準法の基準では、倒壊によって押しつぶされ直接的に人が亡くなることを防止することを重視しています。たとえ、建物が倒壊して直接的に下敷きにならなかっとしても、ニュースウォッチ9の女の子の様に間接的な要因で命を落とすこともあります。
このこともしっかり肝に銘じたいと思います。
お客様の生命・健康・財産
守れないのであれば
建築は辞めるべきです。
これも佐藤先生のスライドです。
この言葉もしっかりと胸に刻んで学び続け、家づくりに臨みたいと思います。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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