• フェイスブック
  • インスタグラム
営業時間:9:00-17:00 定休日(水曜日)

Blog

ブログ

ブログ
資料請求・お問い合わせ

使われなくなった別荘

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家を造っている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

斎藤建設は那須に近いという事もあり、別荘の建築を依頼されることもあります。また、別荘に関する依頼としては、中古別荘の現地調査を依頼されるなど別荘に関する業務も行っています。
今日は中古別荘の現地調査に関してのお話をさせて頂きたいと思います。

「親が保有していた別荘、相続したが長い間放置されており、固定資産税や管理費を毎年支払っている。なんとも無駄なのでどうしたらいいか?」このお話、決して珍しい話ではなく、残念ながらよくある話です。

1970年代に別荘ブームが起こり、沢山の別荘が建築されました。その時代に那須にも沢山の別荘が建築されました。
別荘もお子さんが小さかったり、憧れの別荘を手に入れたという満足感から建築当初は頻繁に使用されますが、お子さんの成長、仕事が忙しくなる、いろいろな要因が重なって使用頻度がどんどん下がっていくのは決して珍しい事ではありません。
そして、いつの日か全く使われなくなった別荘、親の他界によって子世代が相続することになるのです。
相続することになった子世代は、利用価値が無い事から処分することを考えるのです。そのタイミングで私たちの所に調査依頼が舞い込みます。

現地調査の依頼を頂き、現地の別荘にお邪魔させて頂くと、ブラウン管のテレビ、食器棚に納められた食器、鍋やフライパンの調理器具、ダイニングテーブル、子供用の小さな椅子、全く使われなくなったか家具類、そこには、時が数十年止まっている空間があります。
しかしながら、建物は痛みが激しくひどいカビで匂いもひどく、ネズミのフンが至る所に散らかった状態で、「以前はここで家族が楽しい時間を過ごしていたのかな?」と思うといたたまれない気持ちになります。

別荘の痛みが激しくなる原因の一つには、長い時間建物が使われず、風通しなどの適切な管理や適切なメンテナンスがなされていないというのが一番の要因ですが、断熱性、気密性、耐久性、耐震性などの建物の基本性能がそもそも足りていないという側面もあります。
一般的に別荘はセカンドハウスと言われているように、メインの家ではありません。そのため、将来、永住を考えるケースでは無い場合、建築コストを抑える傾向がありますが、セカンドハウスという立ち位置を考えた場合、それも致し方ないのかなとも思います。

しかし今、日本には、820万戸とも850万戸ともいわれている膨大な数の空家があると言われています。
以前ある人から「那須の別荘は寒いから年を取ったからもう行けない」そんな話を伺ったことがありますが、残念な事ですがこんな理由も別荘の空家化に拍車をかけているのでは無いでしょうか。

いざ、別荘を売却しようと思っても、痛みが激しくなった建物は取引される事はほとんどありません。逆に土地の値段だけで処分できればと考えても取引の時に、建物があることが取引の障害になることもあります。別荘も建築した時はオーナー様の財産です。しかし、使いたい人が順々に使っていけるように、必要最低限の基本性能を持つ別荘を建築することによって、社会全体の財産にすることができ、使われなくなって寂しい思いをしている別荘も少なくすることができるのかもしれません。

お電話

イベント

資料請求