寒波対策
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
お客様からこんな質問を頂きました。
「週明けに寒波がくるという事で
水道管の凍結の対策は必要ですか?以前住んでた家は寒すぎて凍結する時あったのですが、今の家は暖かいからどうなんだろうと思いまして」
結論から申し上げますと、斎藤建設で建てさせて頂いた家で、Ua値が0.5W/㎡・kより性能の良い家(通知が小さい家)では、家の中に関しては「水をちょろちょろ出す」などの対策は必要ありません。
「Ua値が0.5W/㎡・kより小さい家」とさせて頂いたのは、温度の実測データ上も水道が凍結する室温になっていないことを確認しているからです。
引渡し前の無暖房の状態でも大丈夫な事を確認しています。
斎藤の自宅や、事務所は義務化レベルのUa値0.75W/㎡・k程度の建物です。
どちらも築20年以上ですが、あくまでも4地域での話ですが、氷点下10度を下回る状況でも、水道やお湯が凍って出なくなった事はこれまでの間はありませんでした。
次世代省エネ基準以上の家では、少し安心できるかもしれませんが、若干の凍結によって器具の破損が発生した事例はこれまでもありました。
次世代省エネ基準以下の断熱性能の家は、皆様の大切な水道設備を守るために、対策をしていただいた方が確実だと思います。
水をちょろちょろ流す、つけっぱなしにしても安全な暖房機器であれば、暖房をつけっぱなしにする方法があります。
寒波が襲来すると大体、水は出るけどお湯が出なくなるというケースがかなり見受けられます。
解氷作業などの対応に行ってみると、大体が給湯器周りの配管を凍結から守るヒーター線を抜いてしまっていたため、外の配管が凍ってしまいお湯が出ないという事になっていました。
給湯器の配管はこのように外にむき出しです。
低温下に曝されれば、簡単に凍結してしまいます。
なので、凍結防止のヒーター線は、生命線でもあるのです。
上の写真の丸の位置の給湯器周りのコンセント、抜けているプラグが無いか、もう一度確認してみて下さい。
忘れがちなのが、外の水道の対策です。
こちらは、高断熱住宅でも必要な対策になりますので、過去のこちらのブログの記事を参考に対応をお願いいたします。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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